宮崎吾朗監督が手がけたテレビアニメ「山賊の娘ローニャ」が、世界の優れたテレビ番組に贈られる「国際エミー賞・キッズアワード」のアニメーション部門で最優秀作品賞に選ばれたことが6日、分かった。宮崎監督は「子供たちに見てほしくて取り組んだ作品なので、この賞はとてもうれしいです。すべての関係者、スタッフ、そして家族に感謝し、この喜びを分かち合いたいです。本当にありがとうございました」と喜んでいる。
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川上量生プロデューサーは「CGアニメが未経験の宮崎吾朗監督が手描きのアニメの画風を3DCGで再現することに挑戦したことは大きなかけでした。しかし、このかけはスタジオジブリ作品に代表される良質の日本アニメの伝統を将来にわたっても受け継ぐためにはどうしても必要なものでした。ローニャの受賞はこの試みが成功したことのなによりもの証明となるでしょう。本当にうれしく思います」とコメントを寄せている。
国際エミー賞は、テレビ界のアカデミー賞と呼ばれる「エミー賞」の国際版で、米国以外で制作された優れたテレビ作品に贈られる。「山賊の娘ローニャ」は、第4回の子供部門「キッズアワード」 のアニメーション部門で最優秀作品賞を受賞した。
アニメは、「長くつ下のピッピ」シリーズ(岩波書店)などで知られるスウェーデンのアストリッド・リンドグレーンの同名の児童文学(同)が原作。森の巨大な古城に暮らす山賊・マッティスの一人娘・ローニャが、不可思議な生物が生息する森で生きる術(すべ)を学んでいく……というストーリー。少女ローニャの成長と家族の物語が描かれた。
劇場版アニメ「ゲド戦記」「コクリコ坂から」で知られる宮崎監督が初めてスタジオジブリを離れて制作したことや、3DCGアニメに初挑戦したことが話題になった。NHK・BSプレミアムで2014年10月~15年3月に放送された。
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